
時は戦国時代
永禄10年(1567年)、智将とうたわれた、毛利元就の三男小早川隆景が、瀬戸内の水軍を統率するために水、陸、交通の要所である備後ノ国三原の湾内に浮かぶ大島と小島をつないで三原城を築きました。三原城は海側から見ると海に浮かぶ浮城となり、別名「浮城」「玉壺城」と呼ばれました。
やっさ踊りは、三原城の築城完成を祝って老若男女を問わず、三味線、太鼓、笛などを打ちならし、祝酒に酔って思い思いの歌を口ずさみながら踊り出たのがはじまりと言われ、それ以来、大衆のなかに祝ごとは「やっさ」に始まり「やっさ」に終わる習わしになったと伝えられています。毎年8月、三原では夏の風物詩「やっさ祭り」で、やっさ踊りが盛大に踊り継がれています。
このやっさ踊りにちなんだ三原の名物が、銘菓「ヤッサ饅頭」です。
「一口食べれば、心も踊る。三原の味です。名物です。」
浴衣の片肌を脱いで踊る人々の姿を、饅頭の薄皮から覗く艶やかなつぶあんに見立てた考案された、粋なヤッサ饅頭は、「やっさ踊り」と共に、今も昔も変わることなく愛され続ける、
三原の代表銘菓です。
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